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言霊の民俗誌

言霊の民俗誌

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
商品画像2枚目にあるサンプルと同様の
統一フォーマットになります。

【内容紹介】
火除け、虫除け、雨乞い、失せ物探し、道中安全、子守歌、祝いと祭り……
日本各地の古老たちが伝え続けてきた〈ことばの力〉の探究!

病や禍いを遠ざけ、暮らしのささやかな稔りを願うため、この国の先人たちは、土地魂を動かす呪言を生み、ことばに内在する霊力・呪力を発現させてきた。全国の山峡や海辺の村々を訪ね歩き、古老が唱える呪歌(まじないうた)に耳を傾け、失われゆく多彩で不思議な口誦・口承の文化に光をあてる。「言霊の幸わう国」日本を描く、貴重なフィールドワークの集大成。

※本書の原本は、『言霊の民族 口誦と歌唱のあいだ』として1993年に人文書院から刊行されました。

【本書の内容】
序章 誦唱民俗論に寄せて
! 口誦民俗
 一 呪歌の民俗 
 二 口誦と伝承 
 三 年中行事の口誦要素 
 四 暮らしの中の口誦 
 五 ことばと禁忌 
!! 民謡再考
 一 子守唄と子守の民俗 
 二 民謡における復唱と継唱 
 三 民謡と囃し口 
 四 囃しの諸相 
 五 民謡をめぐる時と場の習俗 
 六 唄の中のアイドル 
 七 口説節の魅力—兄妹心中絵模様


著者
野本 寛一(のもと・かんいち)
1937年,静岡県に生まれる。國學院大学文学部卒業。近畿大学名誉教授。1984年,『焼畑民俗文化論』で國學院大学より第1回高崎博士記念賞,日本地名研究所より第5回風土研究賞を受賞。文学博士。著書『石の民俗』『大井川 その風土と文化』『軒端の民俗学』『神々の風景 信仰環境論の試み』『熊野山海民俗考』『稲作民俗文化論』『神と自然の景観論』など著書多数。

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