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龍の世界

龍の世界

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◆重要◆
【表紙のデザインについて】
・この本の表紙は、
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【内容紹介】
竜巻と共に天に昇り、海底深く龍宮に潜る。天空から海底まで自在に駆ける霊獣は、古来、皇帝から人民まで、中国人が最も愛する瑞祥だった。この想像上の生きものは、いつ、どのように誕生し、人々の暮らしに浸透していったのか。中国・日本・インドの龍とギリシア神話のドラゴンとの比較。龍を食べる怪鳥、正倉院に納められた龍の骨と歯の正体。四方から財宝を寄せると言われた「銭龍」や、薬用「龍眼」、中国人が畏れる「辰年の怪」まで、長年に亘る中国取材や様々な文献史料から、龍の逸話を丹念に採取!!

本書は『龍の百科』(新潮選書 2000年刊)を加筆、改題したものです。

【目次】
一 龍は、どう考えられていたか
二 龍は、どう形づくられてきたか
三 龍は、どのように自然界に潜むか
四 龍は、どう変わってきたのか
五 龍は、どのように語られてきたか
六 龍は、どう暮らしにかかわるか
おわりに
学術文庫あとがき
索引


著者
池上 正治(いけがみ・しょうじ)
いけがみ しょうじ 1946年新潟県生まれ。東京外国語大学卒業。日本翻訳家協会元理事。中国に関する研究・翻訳、中国やインドの伝統医薬学の考察に取り組む。著書に『グローバル中国』『「気」の不思議——その源流をさかのぼる』『仙境の地・青城山——道教寺院の修行と生活』『チャイナ・ドラッグ——中国薬のルーツとその効能』『伝統医学の世界』『龍と人の文化史百科』、編書に『中国旅行全書』、訳書に王静『中国慈城の餅文化』など多数。

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