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「歓待」の精神史 北欧神話からフーコー、レヴィナスの彼方へ

「歓待」の精神史 北欧神話からフーコー、レヴィナスの彼方へ

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ここに現代思想のカギがある!

何ものかわからないものの訪れを無条件に受け入れて喜ぶ。この「歓待」の精神は、一方では、現代思想の重要なキーワードとして、ますます注目をあびている。フーコーやレヴィナスやデリダの思考は、どのような射程をもつのか。北欧神話に「歓待」の根源的なかたちを見出し、現代思想に架橋することで、新たな倫理を構想する、清新な論考。

【目次】
はじめに
第一章 北欧神話の基本構造
一 共同体としての存在
二 「内」と「外」を区切るもの 境界としての存在
三 北欧神話の基本構造
四 境界
第二章 「歓待」の萌芽 北欧神話が語り継いだもの
一 「時間」
二 世界および人間の創造 存在者の不安
三 「歓待」
四 北欧神話に見る「歓待」の萌芽から、現代へ
第三章 神話から現代倫理へ フーコーとレヴィナスを架橋として
一 フーコー
二 レヴィナス
第四章 「歓待」の倫理
一 「歓待」の非共同体性
二 「歓待」のパラドクス
三 シャーマニズム
四 パレルゴンロジック
第五章 「歓待」が生みだすもの 「共ー同体」へ
一 ローカルな共同体
二 「法」から「歓待」へ
三 「共ー同体」へ
終章 環境思想としての「歓待」の倫理
一 ディープ・エコロジー
二 今日の自然観
三 聴覚的自然観

あとがき


著者
八木 茂樹(ヤギ シゲキ)
1966年、福井県生まれ。広島大学工学部、同大学総合科学部卒業。同大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(学術)。広島大学総合科学部等非常勤講師。専攻は神話、現代倫理。主な論文に「神話倫理 古代北欧が語り継いだもの」(博士論文)、「看取り 今日的倫理としての「歓待」」(『臨床哲学研究』第6号)がある。
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