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島津久光=幕末政治の焦点

島津久光=幕末政治の焦点

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西郷・大久保の雄飛、慶喜の将軍就任、長州の変転……
幕末史の筋書きを決定づけた男

時は、幕末がいまだ「政治の季節」であった文久期。幕府の権威が根底から揺らぎ、過激志士らの暴発に朝廷がおびえる中、その動向をもっとも注目された男こそ、島津久光であった。久光の指揮の下、小松帯刀、大久保一蔵、中山中左衛門、堀次郎ら、実力ある藩士たちが、京都の中央政局を舞台にして、幕末の行方を決定づける政争をくりひろげてゆく。史料を丹念に読みこみ、幕末政治史にあらたな光をあてる意欲作!

【目次】
島津久光=幕末政治の焦点

目次
プロローグ

序章
第一章 久光体制の確立と上京政略
一.「久光四天王」体制の誕生
二.堀・中山による率兵上京への地ならし
三.久光の「皇国復古」とその政略
第二章 錯綜するイデオロギー
一.尊王志士と義挙計画
二.西国志士たちの思想
三.岩倉具視=朝廷の思惑
第三章 率兵上京と中央政局
一.上京開始と反抗勢力
二.九条関白と酒井所司代の対応
三.久光の入京と建白
第四章 寺田屋事件の深層
一.「義挙」へ突き進む志士たち
二.伏見義挙計画、そして事件勃発
三.事件の意義と長州藩との確執
第五章 久光 vs.京都所司代──朝廷での政争
一.勅使派遣問題
二.久光の名代・中川宮
第六章 朔平門外の変──薩摩藩最大の危機
一.事件直前の中央政局
二.追いつめられる薩摩藩と中川宮
三.謀略の真相とその影響
第七章 八月十八日政変──首謀者は誰か?
一.久光召命問題と上京政略
二.政変の主役・高崎正風
三.政変の首謀者と中川宮
第八章 元治・慶応期の久光・薩摩藩
一.参予会議と薩長盟約の締結
二.四侯会議と王政復古への転換

エピローグ
主要参考文献一覧


著者
町田 明広(マチダ アキヒロ)
1962年生まれ。上智大学文学部、慶応大学文学部卒業、佛教大学研究科修士課程修了。明治学院大学職員。専門は、日本近世史。
主な論文に、「文久三年中央政局における薩摩藩の動向について」などがある。
製本形式

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