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ピラミッドへの道 古代エジプト文明の黎明

ピラミッドへの道 古代エジプト文明の黎明

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いったいピラミッドとは何なのか。王墓なのか、そうでないのか。古代エジプト文明と、あの巨大な建築群はいかにして生まれたのか。
メソポタミアや地中海世界、ナイル源流アフリカとのインタラクション、サハラ砂漠が緑のサヴァンナであった可能性、
王のシンボル図像が物語る動乱と変革の痕跡、ミイラのない石棺、ピラミッド・コンプレックスの構造……
大胆な構想と精緻な分析を武器に・文字以前・の歴史を描き出す!

【目次】
プロローグ
ピラミッドを理解するために/キーワードと各章の内容
第0章 ピラミッドを語る前に
ヘロドトスとピラミッド/ピラミッドの基礎知識/古代エジプト人の宗教観/古代エジプトの王権観/オシリス、ホルス、セト/古代エジプトの地理と風土/ナイルに暮らすエジプト人と異民族/ピラミッド理解への道
第一章 ピラミッドへのプレリュード
古代エジプト文明への憧れ/光は東方からか?/南方のアフリカからの影響/北の地中海世界からの文化的影響/西方世界=「緑のサハラ」の存在意義/岩絵に見られる太古の記憶/ナイル世界へのもう一つの刺激/環状列石と暦の役割/北アフリカにおける牛の埋葬/ナイル世界はカレー鍋か?
第二章 ピラミッドの萌生期
ナイル河谷における埋葬の始まり/ピラミッド以前のアビドスの王墓/ウンム・エル=カアブの葬祭周壁/ウンム・エル=カアブの船坑墓/古代エジプトの図像としての船/古代エジプトの神々と船/世界各地に見られる舟葬と舟葬墓
第三章 ピラミッドができるまで
アビドスとサッカラの王墓地論争/統一王朝出現以前の古代エジプト王たち/最初の古代エジプト王/埋葬習慣としての殉葬と墓の構造/第二王朝期の古代エジプト王たち/カセケムウイ王のプロフィール/アニミズムとトーテミズムに見る王名/混沌からさらなる混沌へ
第四章 ピラミッド時代の到来──ネチェリケト王と階段ピラミッド
階段ピラミッドとイムヘテプ/ネチェリケト王は階段ピラミッドに埋葬されたか?/階段ピラミッドをいかに理解するか/ネチェリケト王とその時代/王権確立の象徴としての階段ピラミッド/ピラミッド出現に自然環境が与えた影響
第五章 ピラミッドとは何か?
聖域としてのピラミッド・コンプレックス/ピラミッドは王墓なのか?/ピラミッド異説1 フォン・デニケンの『未来の記憶』/ピラミッド異説2 メンデルスゾーンのピラミッド公共事業説/ピラミッド異説3 ボーヴァルとギルバートの「ピラミッド・オリオン説」〔以下略〕
エピローグ
あとがき
地図
参考


著者
大城 道則(オオシロ ミチノリ)
1968年生まれ。関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了。英国バーミンガム大学大学院古代史・考古学科エジプト学専攻修了。駒澤大学文学部准教授。専攻は古代エジプト史。博士(文学)。
主著に、『ピラミッド以前の古代エジプト文明――王権と文化の揺籃期』『古代エジプト文化の形成と拡散――ナイル世界と東地中海世界』などがある。
製本形式

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