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ドイツ神秘主義叢書7:非他なるもの

ドイツ神秘主義叢書7:非他なるもの

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15世紀ドイツの大神秘家ニコラウス・クザーヌスの思想をとりあげ、訳出。神秘主義のマグマの山容を、その内深く秘められた「息吹なす霊気」を通して体得する。
哲学者、法学者、神学者、教会改革者、説教者、数学者と多様な顔を持つクザーヌス。中世から近代への移行期である15世紀のなかにあって、神秘主義は「超越的実在への知的直観を問題としており、たとえばトマス・アクィナスは究極の心理である神への視であるとする。マイスター・エックハルトは、知的直観による観照的生が強調される。ルネサンス期には神秘主義にあって、この世界階梯秩序は神の意志決定によって生じたもので、「途上の人」である人間の認識能力の達しうる最高の知は、神の意志決定についての知、神の啓示についての知である。思弁的・観照的な神秘主義から、「愛の神秘主義」への変遷である。この新たな神秘主義への寄与を読み解く。

【目次】
凡例
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
第十一章
第十二章
第十三章
第十四章
第十五章
第十六章
第十七章
第十八章
第十九章
第二十章
第二十一章
第二十二章
第二十三章
第二十四章
畏敬すべき師父ニコラウス枢機卿の、『非他なるもの』の徳性についてのテーゼ
訳注 (塩路憲一)
解説 (塩路憲一)
解題論文 (松山康國)
あとがき (松山康國)
文献目録 (塩路憲一)
索引 (松山康國)


著者
クザーヌス、ニコラウス (クザーヌス、ニコラウス)
1401-1464年。中世ドイツの哲学者・神学者・数学者。「知ある無知」「反対の一致」などで知られる。
著作に、『普遍的和合について』『知ある無知』『隠れたる神』『光の父の贈りもの』『神を観ることについて』『可能現実存在』などがある。

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