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歴史の流れのなかに
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経済学者にして教育にも一家言を持つ著者が、日本を取り巻く問題に対して、深い洞察と有効な示唆を説いた警世の書である。
「信ずるところを真直ぐに述べることが知識人の責務である」と確信する著者が、現代日本がはらむさまざまな矛盾を冷厳な目で直視し、石油危機・アジアの反日暴動・北方領土・道徳教育・大学改革など身近な問題を通して、我々は何をなさねばならないかを探究し、向後の問題に的確な示唆を与える警世の書。
【目次】
はしがき
前篇 転機に立つ日本経済
昇りゆく太陽か日本沈没か
中級国家日本の進路
アジアのなかの日本
山猫スト・インフレ・ヒッピー
経済と権力
帝国主義とは何か
軍国主義とは何か
反日暴動の原因と対策
日本的経営は試練に耐えるか
バンドン郊外の工場を訪ねて
ビルマの印象
華僑
ノボシビリスクの一夕
ポーランドの悲劇
沖縄・千島・樺太
忘れられた台湾人
人材の欠乏
国際協力のための人材養成について
後篇 混迷する教育と思想
教育史観
進歩とは何か
教育界におけるパーキンソンの法則
学習塾の繁盛
中・高は私立、大学は国立
どこに責任が
遠慮近憂
歴史の流れのなかに
言論の責任
医は仁術か
二つの安保騒動
少数支配の法則
弱者連合
名を名乗れ
綱紀のゆるみ
大衆社会における大学の権威と使命
大学は自治しているのか
留学生問題への提言
あとがき
■
著者
市村 真一 (いちむら しんいち)
1925 - 2024年。経済学者。京都大学名誉教授、大阪国際大学名誉教授、国際東アジア研究
学博士(大阪大学)。専門は、経済発展論、アジア経済学、計量経済学。
著書に、『欧米の教育と日本の教育』『日本経済の構造 産業連関分析』
『試練に立つ経済大国』『現代をどうとらえるか イデオロギーを超えて』『世界のなかの日本経済』『歴史の流れのなかに』『日本経済の進路を索めて』『教育の正常化を願って』『日本とアジア発展の政治経済学』(長尾信吾訳)『激変するアジア情勢と中国及び日本の国家戦略』『経済学の基礎 経済循環の構造と計測』『日本の教育をまもるもの 続・教育の正常化を願って』『皇室典範を改正しなければ、宮家が無くなる』『日本とアジア 経済発展と国づくり』『師恩友益 一経済学者の交友の想い出』などがある。
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